2015年10月14日水曜日

058_「理想」と「現実」

「理想」の対義語として「現実」と学校で教わりました。


小学校で習うこの対義語。
テストでは暗記して、点を得ることができました。

当たり前のような簡単な問題です。


大人になったある日、私はふと気づきました。


「理想」の反対が「現実」と教えるのは、おかしいのではないか...


「理想」を目指すプロセスの現在地が「現実」であって、
同じ方向性の1つのPositionなだけだと思ったのです。


「理想」と「現実」が反対の意味だとしたら、
今ココの「現実」である現在地と、

ただの思い描いた「空想」のような、
叶わない夢のような、全く別物のような「理想」

そんな意味で教えられているのでしょうか。


「理想」は「理想」

「現実」は「現実」


このように、全く違うものかのような扱いで、教えているのだとしたら、
それは無意識的に「理想」を目指すことが
なくなってしまうのではないかと思いました。


言葉1つの無意識的な意味が、
知らず知らずに作用して、「理想」を目指さない子供たちが
大人になっていくとしら、それはとても恐いことだと思いました。



皆さんはどう思われますか?



それを気づいた時、20歳くらいだったと思いますが、
いてもたってもいられず、小学校の大好きだった先生へ
お手紙を送らせていただきました。

きっと、先生困られたでしょう(笑)

内容に対してのお返事はありませんでしたが、
熱意は伝わったようで、年賀状のやり取りを今でもさせて頂いています。



その時、私が創った基準がありました。

それは、

「理想」は目指すべきだ!



今までの、無意識だったいろんな選択が、
シンプルに整理された1日でした。

そのきっかけで、この昔のエピソードも思い出しました。

1つ1つが、私の創りたい未来への選択だったんだと確認できました。



「理想」を語れば、

「きれいごと」「考えすぎ」「現実見ろよ」

などなど、言われたこともたくさんありましたが、
それでも私は、目指すべきは「理想」だ!と言いたいです。



「理想」を「現実化」できる道具と出会ってしまったので、
なおさら確信になって、そこに向かって選択し続けていきます。
それ以外の選択では、自分が納得できないからです。


そんな風に“自分”を、“自分の生き方”を認識できたことに
感謝と感動が溢れた記念の日となりました。
ありがとうございます。


2015/10/13
Yoshiko Yamaguchi









認識が、世界を変える!
Schritt für Schritt


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