小学校で習うこの対義語。
テストでは暗記して、点を得ることができました。
当たり前のような簡単な問題です。
大人になったある日、私はふと気づきました。
「理想」の反対が「現実」と教えるのは、おかしいのではないか...
「理想」を目指すプロセスの現在地が「現実」であって、
同じ方向性の1つのPositionなだけだと思ったのです。
「理想」と「現実」が反対の意味だとしたら、
今ココの「現実」である現在地と、
ただの思い描いた「空想」のような、
叶わない夢のような、全く別物のような「理想」
そんな意味で教えられているのでしょうか。
「理想」は「理想」
「現実」は「現実」
このように、全く違うものかのような扱いで、教えているのだとしたら、
それは無意識的に「理想」を目指すことが
なくなってしまうのではないかと思いました。
言葉1つの無意識的な意味が、
知らず知らずに作用して、「理想」を目指さない子供たちが
大人になっていくとしら、それはとても恐いことだと思いました。
皆さんはどう思われますか?
それを気づいた時、20歳くらいだったと思いますが、
いてもたってもいられず、小学校の大好きだった先生へ
お手紙を送らせていただきました。
きっと、先生困られたでしょう(笑)
内容に対してのお返事はありませんでしたが、
熱意は伝わったようで、年賀状のやり取りを今でもさせて頂いています。
その時、私が創った基準がありました。
それは、
「理想」は目指すべきだ!
今までの、無意識だったいろんな選択が、
シンプルに整理された1日でした。
そのきっかけで、この昔のエピソードも思い出しました。
1つ1つが、私の創りたい未来への選択だったんだと確認できました。
「理想」を語れば、
「きれいごと」「考えすぎ」「現実見ろよ」
などなど、言われたこともたくさんありましたが、
それでも私は、目指すべきは「理想」だ!と言いたいです。
「理想」を「現実化」できる道具と出会ってしまったので、
なおさら確信になって、そこに向かって選択し続けていきます。
それ以外の選択では、自分が納得できないからです。
そんな風に“自分”を、“自分の生き方”を認識できたことに
感謝と感動が溢れた記念の日となりました。
ありがとうございます。
2015/10/13
Yoshiko Yamaguchi
認識が、世界を変える!
Schritt für Schritt
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